ワーキングマザー仕事の辞め時は?後悔しない判断基準を解説

ワーキングマザー仕事の辞め時は?後悔しない判断基準を解説仕事と家庭の両立
お悩みママ
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子育てと仕事の両立が上手くいきません。もう仕事を辞めようか悩んでいます。

ワーキングマザーは、時間に追われ、体力的にもギリギリの状態で、仕事も育児も毎日頑張っている状態ですよね。そんな中で、仕事を辞めようと考えるママもたくさんいるでしょう。

しかし、仕事を辞めてからの生活やお金のことが心配で、なかなか決断できないという人も多いと思います。

mikuママ
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辞めてからの生活、次の仕事のことをしっかり考えれば、自分に合った仕事の仕方が分かるようになりますよ。

この記事では、ワーキングマザーが仕事を辞めたくなる理由を解説し、本当にやめるべきかを考えるポイントを説明します。

記事を読んで、自分に合ったタイミングで仕事を辞めることを決めたり、辞めないことを決めたりするお手伝いができればと思っています。

ワーキングマザーが仕事を辞めたくなるタイミング

毎日頑張っているママには、プツンと気持が折れてしまいそうになるタイミングがあります。

もちろん、その理由は人それぞれですが、多くのワーキングママが体験した「仕事を辞めようと思ったタイミング」を紹介します。

理由は1つとは限りませんので、自分の状況や心境と重ね合わせて読み進めてみましょう。

子供との時間が十分にとれない

仕事や家事、育児に忙しいママにとって、時間はどれだけあっても足りません。そのため、子供との時間が十分に取れず、「このままじゃダメだ」と感じることがあるでしょう。

ママ:「遅れるから急いで~」
子供:「自分でくつ、はきたいの。」
ママ:「ママがするから。」
子供:「やりたいのに、ママがいつもやるのイヤー(涙)」
子供の「やりたい」という気持ちに寄り添ってあげる余裕がなくて、叱ってばかりいると感じてしまう時、ママも一緒に泣きたくなってしまいますね。
子供の誕生日に早く帰ってこれなかったり、運動会などのイベントの時に仕事が入ってしまったりすることも、仕事を辞めようと感じるタイミングだと、たくさんのママから聞きます。
子供のためにたっぷり時間をとることは、ワーキングマザーにとって大変難しいことです。

育児・家事の協力者がいない

ワーキングマザーは、職場でも保育園でも「いつもすみません。」「ご迷惑おかけします」と謝らなければならないシーンが多くあります。なぜなら、周りの人たちの協力なしでは子育てと仕事を両立させていくことが難しいからです。

でも、協力してくれる人が少なかったり、協力をあまり感じられなかったりすると、孤独で辛いと感じることがあるでしょう。

お困りシチュエーション:
お迎えの時間があるのに会議がダラダラ終わらない…
旦那にお迎えを頼みたい…でもメッセージが既読にならない…
急いで帰ってからも、家事や子供の世話、全部ワンオペ…

特に、パートナーの協力は不可欠です。保育園のお迎えや家事の分担など、パートナーも一緒に頑張ってくれる姿勢を見るだけで、ママも一緒に頑張ろう!と元気が出るものです。

また、両親や近所の友達など、子供を預かってくれたり、お迎えに行ってくれたりする人たちも大きな心の支えになります。仕事が忙しいとき、職場で早く帰りづらいときなど、気を遣わなければならないママの精神的負担はかなりのものです。

体調不良・ノイローゼ気味・鬱気味

育児をするにしても、仕事をするにしても、心と体の健康は不可欠です。育児は24時間365日するものなので、体調不良でもお休みできません。

ママの気持ちが弱ってしまったとき、体の調子が悪いとき、仕事を辞めてゆとりが欲しいと感じるのは普通のことです。

また、ノイローゼや鬱(うつ)症状があるときは、注意が必要です。ただ疲れているだけと見過ごしていては、重症化してしまいます。下記のような症状がないか確認しましょう。

  • なぜか頑張る気が起こらない
  • 外に出たくなくなってしまう
  • こどもと話せない
  • ごはんが食べられない
  • 寝てもすぐに目が覚める

このような症状があると感じているなら、心の健康を取り戻すために、働き方を見直すべき時かもしれません。カウンセリングなどを受けて、話し相手を見つけるのも効果的です。

職場の子育てに対する理解が無い or 少ない

ワーキングママが仕事と子育てを両立するためには、職場の理解が欠かせません。子供はいつ熱を出すかわかりません。また、学校や保育所の行事で休みを取る機会が増えるのも仕方ありません。

今は子育て世代に優しい会社が増えていますが、日本全国、どの会社でもその体制が整っているとは限りません。ましてや、子育て世代が働いていない職場環境や男性が多い会社では制度そのものが無い場合もあります。

長く同じ会社で働いていく気持ちがあるのであれば、会社にも理解をしてもらう必要があります。職場が子育てに協力的でなければ、仕事と子育てをしているママ自身が辛い思いをすることが増えてしまうかもしれません。仕事と子育てを両立しやすい仕事に転職というのも選択肢の一つです。

ワーキングマザーが離職を決断できない理由

「仕事を辞めて、時間も心もゆとりが欲しい」と感じる一方、仕事を辞めることへの不安もあるでしょう。多くのワーキングママは何度も何度も「やめよう」「やっぱり続けよう」という葛藤と戦いつづけています。

辞める決断も、辞めない決断も、どちらも悪いことではありません。また、決められないで先送りしたり、気持ちが変わったりしても普通のことです。

子供の生活は毎年毎年変わります。ワーキングマザーは、その都度判断するというスタンスが、最も適した形です。

ここからは、ワーキングマザーが仕事を辞めることを躊躇する理由について解説します。この理由をみて、自分がどの理由に当てはまるのか考えてみると良いでしょう。

経済的に苦しくなる 、生活水準が下がる

仕事を辞めると、必然的に収入が下がります。そのため、今までと同じ世帯収入にはなりません。今までのように、外食したり、旅行したりすることを我慢しないといけなくなるかもしれません。

そして、子供のために使えるお金も減ってしまう可能性があります。自分の洋服や食べ物に関しては我慢が出来ても、子供の習い事ができなくなる、子供のための貯金ができなくなるというのが辛いという人は多くいます。

しかし、仕事を辞めると収入は減りますが、出ていくお金が減るものもあります。習い事に行かなくても、ママが一緒に勉強できる時間が増えます。また、貯金をするため、家事や食事を工夫する時間が取れる場合もあります。

収入の面を考える時は、単純に入ってくる金額だけを考えるのではなく、生活が変わることも考えて計算する必要があります。

仕事に未練がある 、復職できるか不安

産休や育休の時にもたくさん聞かれる声ですが、「今までの仕事ができなくなるのが残念」という先輩ママの声は多くありました。頑張ってきた仕事ですから、手放すのが惜しいのは仕方ありません。

もし、将来的にまた同じ仕事をしたいと思っているなら、離職前に職場の方に相談することをおすすめします。子供の成長に合わせて、働ける時間ができれば復帰したいという意思を伝えておくことで、復職のチャンスをつかめる可能性があります。

また、理解ある会社なら、在宅ワークの提案や働き方を変えて続けられる道を一緒に考えてくれるかもしれません。

会社や仲間が引き留めてくれる

「やめる」と決断して会社に伝えると、思った以上に引き留めてくれて迷ってしまう場合があります。あなたが会社や仲間に必要とされているということは、とても素晴らしいことです。

しかし、情に流されて今と同じ条件で働き続けては、心や体の健康を損なってしまうかもしれません。体調を壊しては、元も子もありません。

引き留めてくれる会社や仲間は、きっとあなたの相談にのってくれるはずです。働く時間のこと、仕事内容、今あなたが困っていることについて相談し、育児をしながら働きやすい働き方ができないのが、一緒に考えてもらいましょう。

本当にやめるべきか判断する基準

では、「やめるべきか、どうしよう。」と悩んでいるときに、判断するポイントについて考えてみましょう。会社の待遇や仕事内容、辞めてからの金銭的なことなど、一人で考え込まずに、相談できる人に話すことが大事です。

忘れてはいけないのが、ママの心と体の健康です。仕事を辞めるにしても辞めないにしても、ママが無理をしすぎないように、気を付けましょう。また、仕事を辞めることに後悔が残ってしまいそうなのであれば、決断を先延ばしにしても良いかもしれません。

会社が子育てに協力的かどうか?

まず、考えるべきポイントは、これから長く育児をする間、会社が子育てに対して協力的な体制があるかどうかです。

保育園に通う時期だけでなく、小学校、中学校に行くようになると、また今とは違う問題が出てきます。小学校に入ってからは、毎日家で宿題をしなければならず、次の日の時間割を合わせるのにも子供は時間がかかります。

中学に入ると、思春期で難しい中、勉強面の問題や塾の送り迎えなどもしなければならない場合があります。育児は想定してないことが連続して起こります。それを分かってくれる会社かどうか判断する必要があります。

パートナーが共働きに協力的か?

家事や子供が急に熱を出してしまった時の対応など、すべて一人でしていては、仕事の両立はとても難しくなります。旦那さまや両親など、身近な人が一緒に動いてくれる体制があるかどうか、またその人たちにとっても、無理が無いかどうかを見極める必要があります。

特に、旦那さまが共働きに協力的かどうかという点は大きなポイントです。一緒に育児も仕事も頑張ってくれる人は、ママの大きな支えになるからです。

自分だけが頑張らなければいけない、体力的にも精神的にも辛い気持ちを分かってもらえない孤独感を感じながら、仕事も子育ても頑張り続けるのはよくありません。

働いていて十分な儲けがあるか?

働いていると収入はあるのですが、必要経費も多くなってしまいます。一度、今の生活で下記の費用がどのくらいになっているか考えてみましょう。

  • 保育費
  • 延長保育や土曜保育などの費用
  • 外食や総菜、デリバリーなど
  • 仕事に行くための服や装飾品

これらの費用は、仕事と育児を両立するために必要なお金です。毎月これらにかかっているお金を差し引くと、どのくらいの儲けになるでしょうか?

仕事を辞めて収入が無くなっても、案外大丈夫だったという先輩ママの意見もたくさんあります。

体に不調をきたしていないか?

仕事を続けていける環境を職場が作ってくれたとしても、ママの体に不調をきたしているようなら、続けることを考え直した方が良いかもしれません。

健康を害してしまっては、家族みんなを心配させてしまいます。また、ママの体にとっても無理を続けると、今だけでなく将来的にも良くない影響が出るかもしれません。

不調をきたしていると思ったら、無理をしないことが一番です。

仕事を辞めた後のことを考えてみよう

仕事を辞めると、時間に余裕ができることは間違いありませんが、楽になるとも限りません。保育園を辞めて、子供を家で見るのであれば、ママが1人になれる時間は働いていた時のように取れません。

お金も節約しなければならないため、仕事を辞めた後のお金の使い方を考えなければなりません。

衝動的に仕事を辞めるのではなく、辞めた後の生活を事前にシュミレーションして考えておきましょう。

時間の使い方を考える

仕事を辞めると時間がたくさんあり、毎日ゆっくり過ごせる、というのは夢のまた夢です。育児をしていると、そんな余裕はありません。

保育園では、お散歩もお昼ご飯もおやつや昼寝もしてきてくれましたが、家でそれを全てするとなると、つきっきりで子供のお世話をしなければいけません。子供が幼稚園や小学校に行く時間があれば、その間にできる限り家事を終わらせてしまいたいですよね。

このように、仕事を辞めてからの生活を夢見るのではなく、きちんと現実的な生活を想定して考えましょう。

優先事項を考え、その時間に合わせて家事ができるように考えましょう。そして、体力的にも無理をしすぎないよう、ママの休養の時間も取れるようにタイムマネージメントをする必要があります。

子供とやりたいことを考えよう

仕事を辞めると、子供の生活予定に合わせて動けるようになります。そのため、今まで諦めていた習い事の送迎や外遊びの時間をとれるようになります。

もちろん資金面は考えなければいけません。しかし、今まで我慢していたことができるチャンスです!何を優先してやりたいのか考え、そのための準備やリサーチを始めましょう。

また、仕事を辞めてからは近所のママ友や友達との時間も作れるようになります。近所の集まりや友達との連絡など豆に取るようにしておけば、有効な情報も得られやすくなります。

家計簿シュミレーション(ざっくり1年分)

資金面のシュミレーションは、とても大事なことです。一度仕事を辞めてしまうと、同じ仕事にすぐには戻れません。ざっくり1年間の家族の収入と出費を考え、節約できることを考え、使いすぎないように気をつけなければなりません。

小学校入学時や新しい習い事をする時は、いつも以上にお金がかかります。車の買い替えや車検なども大きな出費のなります。それらを含んで年間のお金の使い方を考えておきましょう。

それと同時に、仕事復帰をどのようなタイミングでしようかも考えておくと良いでしょう。子供が小学校に入った時、3年生になった時、塾に行き始める時など様々なタイミングがあります。子供の進学や習い事、貯金などをするためにパートを始めるのも、一つの方法(仕事の始め方)です。

仕事を辞めない選択肢もあり。仕事の仕方を変えてみよう。

仕事は「続ける」か「続けない」かの2択ではありません。勤務形態を変えたり、転職や独立などの選択肢もあります。育児と両立しながら働き続ける方法もあるので、辞めることと同時に違う形で働くことも検討してみましょう。

  • フルタイムからパートタイムに
  • 在宅ワークに変更
  • サポートサービスを利用する
  • 転職する
  • フリーランスになる

育児をしながら働ける方法が見つかれば、金銭的にも助かり、自分のやりがいも得られるようになります。

フルタイムからパートタイムに

同じ職場で働き続けるための、最も多い方法です。例えば、フルタイムの正社員で働いていると、朝9時出社6時退社と時間が長く、平日は毎日会社に行く必要があります。

しかし、パートタイムにすると、週3回、4回など働く日にちを選択できます。退社時間を4時ごろにして、子供のお迎えや帰ってからの時間を多くとれるように調節できるようにもなります。

また、同じ職場でずっと働いていることから、正社員に戻りたいと思った時に、そのチャンスを掴みやすくなります。

慣れた環境で働き続けたい人や子供に手がかかる少しの期間だけ仕事をセーブしたいと考えている人におすすめです。

在宅ワークに変更

職種にもよりますが、コロナ以降、在宅ワークができる企業がたくさん増えています。コロナ渦は完全在宅で仕事をする会社が多かったことを考えると、子供に手がかかる期間だけ在宅で仕事をすることは可能です。

また、在宅と出勤をミックスした働き方もメジャーになってきています。週に1,2度出勤し、その他は在宅で仕事ができるだけでも、保育園のお迎えや家事の時間が取りやすくなります。

会社の協力と在宅ワークができる環境があれば、在宅ワークの選択肢も良いでしょう。

サポートサービスを利用する

今の仕事を続けたいけれど、体力的にも時間的にも難しいと感じている人には、サポートサービスの活用をおすすめします。

  • 家事代行
  • 宅配食
  • 休日保育やベビーシッター

家事代行サービスを利用する

家事代行は、家の掃除や片付け、お風呂や水回りの掃除、衣替えの手伝いなどをしてくれます。毎日の家事の時間を短縮でき、ママの寝る時間やリラックスできる時間を取れるようになります。

また、作り置きのおかずを作ってくれる家事代行サービスもあるので、仕事から帰ってきてから、ごはんを作る時間が短縮できます。

【家事代行:CaSy カジー】

子供も安心の宅配食を利用する

仕事で遅くなってしまった日は、帰ってきてすぐご飯を食べたいと思いませんか?そんな時のために冷凍にミールセットを用意しておくと大変便利です。

宅配食の場合、子供に合わせたメニューがなく、栄養の面でも気になるママも多いと思いますが、幼児や子供でも安心して食べられる宅配食を選べば大丈夫!

【ママの休食】

休日保育やベビーシッター

子供の毎日のお迎えに仕事の都合を付けるのが大変な人、帰ってからご飯の用意や宿題を見てあげたりする時間が無く大変という人におすすめなのがベビーシッターです。

ベビーシッターに保育園や学童保育のお迎えを頼み、その後1時間ほど宿題を見てもらったり、公園に遊びに連れて行ってもらうことで、ママは仕事をきちんと終わらせてから帰ってくることができます。

また、子供も時間にゆとりがある過ごし方ができるので、気持ちが安定しやすく、夜の時間を穏やかに過ごせるようになります。習い事の送迎などもしてくれるので、放課後を有効的に使うこともできるようになります。

【ベビーシッター Kids park キッズパーク】

https://www.kids-parks.com/lp/

育児に協力的な職場に転職する

現在の仕事が育児をしながら続けるのに難しい場合、育児に協力的な会社に転職するという選択肢があります。育児はこれから長年続くので、決断すべき時が来たのであれば、最も有効な選択肢です。

転職の際には、今の現状だけでなく、これから子供が大きくなっていった時のことや二人目三人目などの出産なども含めて、相談できる人がいる職場を選ぶようにしましょう。

仕事の内容だけでなく、子供の用事や病気などで早退や休みなどを取ることができるのか、同じ職場に小さい子供を持った人がいるのかなどが、仕事を決めるポイントです。

フリーランスになる

大きな決断になるかもしれませんが、独立するという選択肢もあります。会社勤めではなく、自分で仕事をするのであれば、働く時間や働き方は自分で決めることができます。

その分、責任は大きくなり、リスクもあります。もちろん、職種にもよりますが、子供の教育費などもあるので、あまりにも大きな資金がいるようなら、お金を貯めてから独立した方が良いかもしれません。

フリーランスになるには、そのための調査や勉強が必要になります。十分に検討してから始めるようにしてくださいね。

本当に今辞めるべきか、一度落ち着いて考えてみよう。そして、辞めたらおもいっきりやりたいことをしよう!

子供はすぐに大きくなってしまいます。大事な時間を子供と一緒に過ごしたい、子供の成長を見逃したくない!そう思って、仕事を辞める決意をする人は多いでしょう。

しかし、ママが我慢や辛い思いをしてまで、仕事を辞める決断をしなければならないとは限りません。勤務形態を変えたり、サポートサービスを利用することで今の仕事を続ける道もあります。

また、転職や独立などをこの機会に検討するのも一つの手です。育児をしながら仕事をする道を考え、子供も仕事も両方あきらめないという選択肢もあります。

感情的、衝動的に仕事を辞めては後悔します。その前によく考えて、自分に合った仕事と育児の両立を考えていきましょう。仕事と育児でお悩みの方は【Meke you happy相談室】までぜひご相談ください。

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