子供が小学生になると、子供の友達が家に来たり、誘われてお友達の家に行ったりすることが増えます。特に女の子は家の中での遊びが多いため、家に友達を連れてくることが増えるでしょう。
しかし、「友達を連れてきてもいい?」「明日、家で遊べる?」と子供から聞かれて、戸惑ったり、本心は嫌だなと思ったりするというママは、実はたくさんいるんですよ。
でも…
子供の友達が家に来ることは、困ることばかりじゃないんですよ!子供の友達関係が良くなるし、ママも子供の日常を垣間見れるチャンスです。
ここからは、ママがストレスをためないための、子供の友達が家に来るときの注意点や事前に決めておいた方が良いルールについて解説します。
友達が家に来るのは良いこと?悪いこと?
答えは「良いこと」です。子供にとって、学校や公園など、誰でも入れる場所ではなく、自分の家に仲良しの友達を呼べるということは、とても特別なことです。
また、招かれた方の友達にとっても、家に呼んでもらえるということは特別なことで嬉しいことです。
友達が家に来ると、関係性が深くなる
学校だけでなく、放課後や休日に友達と遊ぶようになると、友達との距離がグンっと縮まります。学校ではできない話をしたり、自分のお気に入りのおもちゃで友達と遊んだりできるからでしょう。
自分の子にとっても、友達にとっても「家」というプライベート空間に一緒に居れることは、大変特別なことです。
子供の友達関係が分かるようになる
保育園や幼稚園では、先生と話す機会も多く、園での子供の様子を聞ける場面も多かったと思います。しかし、小学校に行くと、子供の学校での生活が見えにくくなります。
あまり、話が上手にできない1年生なら、なおさら。どんなふうに友達と遊んでいるのか?新しくできた友達はどんな子なのか、親はあまりわかりません。
しかし、友達が家に来てくれると、子供と友達がどんなふうに遊んでいるのか間近で見ることができます。また、友達とお話をすることも可能です。
子供が友達と上手くいっているのか心配という親御さんは、ぜひ家にお友達を呼んでみるように聞いてみてはいかがでしょうか?
友達の親御さんとの情報共有がしやすくなる
子供の友達が家に来るときは、親御さんが送ってきてくれたり、連絡先の交換をしてくれたりすることが多くなります。そのため、小学校のママとのつながりが増えてきます。
自分の家に友達が来るようになれば、逆に自分の子供が友達の家に招かれることも増えるでしょう。「今日はお邪魔させていただいてありがとうございました」というメールから、学校の様子や友達関係についての話が聞ける場合が多くあります。
親がストレスをためない工夫が必要
友達が来ることにマイナスのイメージがあるママは、以前にトラブルを経験したことがあったり、困る子がいたりした場合があったのではないでしょうか?
子供たちが楽しかったとしても、ママが疲れてしまったり、ストレスが溜まってしまったりしては良くありません。
自分の子と事前にしっかりと話し合い、遊ぶ場所や時間、してはいけないことなど、ルールを決めておく必要があります。そうするとママのストレスも少なくなるでしょう。
子供の友達が家に来る前にルールを作ろう
みんなが気持ちよく遊ぶには、ルールが必要です。友達を家に招く前に、子供と一緒にルールを決めておきましょう。
友達が来てる前で、ママがイヤな顔をしたり、注意ばかりしたりしていては、ママも子供も楽しく過ごせません。お互いイヤなことはしないよう、事前に話し合ってルールを守ることが大事です。
ここからは、ルールを決める際のポイントについて解説します。
子供の友達が遊びに来るタイミングを考える
友達が遊びに来る日が毎日になってしまっては、ママも気が休まるときが無く、憂鬱になってしまうでしょう。そのため、友達を家に呼んでもいい日を決めておく必要があります。
我が家では、曜日で遊びに来ていい日を決めています。習い事がなく、比較的ゆっくりしている平日の放課後は遊びに来てもいい日としています。
それ以外に、ママの仕事が立て込んでいる時、兄弟のテスト期間、洗濯物など家事や掃除ができていない時は曜日に関係なく、「今日は友達呼ばないでね」と朝には伝えるようにしています。
また、帰る時間も我が家ルールを作っておくのが得策です。友達によっては遅くまで遊んでも良いという子がいますが、「我が家は5:30には帰らないといけない」と時間を指定してます。
子供の友達との遊び方や場所を決める
友達と遊ぶとき、家のどこで遊んでいいのか、事前に決めておきましょう。子供は悪気なく、どこの部屋でも入ってしまうものです。そのため、入ってほしくないお部屋は、事前に自分の子供に伝えておき、友達にも遊んでいい場所を伝えましょう。
我が家では、子供部屋とリビングはOK。兄弟の部屋には入らないように。また、走ることはやめてほしいと伝えています。
お友達の親御さんへの連絡方法を聞いておく
友達が家に来る場合は、出来るだけ親御さんの連絡先を知っておいた方が良いでしょう。お菓子を持ってきてもらった時に、子供に「ありがとうと伝えてね」と言っても、伝え忘れることもあります。
また、忘れ物をしたときは、出来るだけすぐに連絡してあげた方が良いでしょう。学校に持って行けるものならまだ良いのですが、おもちゃなどの忘れ物の場合は取りに来てもらうしかありません。
親御さんの連絡先を知らない友達が来た場合は、参観日などでできるだけ顔を合わせられるよう、子供にも協力してもらいましょう。
友達が来て、もし困ったことが起きてしまったら?
子供の友達が来るようになったら、ほとんどの場合1回では終わりません。毎週来るようになったり、毎日来るようになることもあります。そうすると、困ったことが起こる場合も少なからずあります。
我が家では帰る時間になったのに、夕立でみんな帰れず、立ち往生。みんな帰れなくて困ってしまいました。
何かあった時のために、親御さんの連絡先を聞いておけばよかったと後悔した瞬間でした(汗)
子供たちのけんかは基本的には不介入
子供たちが遊んでいると、口喧嘩が始まったり、ゲームなどで負けたり勝ったりしてどちらかの機嫌が悪くなったりする場合があります。
でも、基本的には親は介入しないのが一番です。どちらかが泣き出してしまったり、SOSを出してきたりする場合は、話を聞いてあげるのも良いですが、ほとんどの場合その必要はありません。
そのまま放っておくと、またすぐに遊び始めたり、知らない間に仲良くなってたりするものです。
体調不良やケガは必ず親御さんに連絡
友達が家に居る時にケガをしてしまったり、体調が悪くなった場合は、すぐに保護者の方に連絡が必要です。もし、連絡先を知らない場合は、家まで送って行ってあげるのが最良です。
ケガをしてしまった経緯をメモなどに書き、ラインのIDやメールアドレスなどを書いて渡しておくのも良いでしょう。
子供だけでは状況を説明できない場合があるので、けがの経緯や体調が悪くなった時の状態などは大人同士で話し合うようにしましょう。その方が、誤解を招く心配もありません。
ルールを守れない子がいたら、自分の子供と後で相談
大きな声を出したり、おもちゃを乱暴に扱ったりする子がいるかもしれません。しかし、友達がたくさんいる前で、その子を叱るのはあまりよくありません。
「もう少し静かに遊んでね」、「おもちゃが壊れないようにやさしくね」くらいの声掛けにしておきましょう。
それでも困った行動を続ける子がいる場合は、友達が帰ってから、その子とわが子の関係について詳しく聞いてみましょう。そして、わが子も困っているのなら、今度来た時にママにどうしてほしいのか話し合いましょう。
困った行動が多くても、大事な友達なのであれば、遊びに来るときは少人数にし、遊ぶ前にもう一度ルールをみんなで確認するなど工夫を重ねていく必要があります。
Q&A:友達が家に来た時編
ここからは、お友達が家に来た時のことについて、相談を受けた内容についてお答えしていきます。
基本的には、困ったことがあるときはわが子とよく話し合い、ママも子供もお友達も、みんなHAPPYになれる手段を考えましょう。
Q:家に来た友達に手土産やお菓子をもらった場合は?
A:お菓子ならお友達がいてるときに一緒に食べるようにしましょう。そして、お礼のメールや電話は忘れないように。もし、連絡先を知らない場合は、「ありがとうございました」というメモを子供に持って帰ってもらい、メールアドレスやLINEのIDを書いておくと良いでしょう。
Q:知らない子が家に来たら?
A:子供の友達に直接聞かずに、自分の子供に別の場所で尋ねましょう。また、親の許しを得て来ているのかも確認しましょう。だれにも行って来てないのなら連絡を入れる必要があるかも。
Q:子供の声や物音で近所迷惑にならない?
A:近所迷惑になると感じる場合は、子供たちにその場で伝えましょう。誰かひとりが大きな声を出していたとしても、その子一人にいうのではなく、みんなに伝えることが大事です。伝えてもダメな場合は、家で遊べないということもあると伝える必要があるかもしれません。
Q:自分の子供が楽しくなさそうと感じたら?親が介入するべき?
A:その場で介入するのは得策ではありません。帰ってから子供の話を聞き、本当に嫌がっているなら、ママの用事などを理由に、家に来られなくなったということにしてあげると良いでしょう。
Q:家に来た友達におやつは出すべき?
毎回出す必要はありません。おやつを出してあげたいと思った時だけ出せば大丈夫。人数が多いと、おやつの用意が負担になることもあるので、毎回だしているとストレスの原因になります。
自分の子供が友達の家に行く場合は?
お友達の家に付いたら、まず「あいさつ」、「くつを揃えて入る」などのマナーを子供とおさらいしておくようにしましょう。そして、「かたづけ」や「家のものを勝手に触らない」ということももう一度念押ししておくと良いでしょう。
手土産については必須ではありませんが、家に呼んでもらったことの感謝の意味で、お菓子などを持って行くと良いでしょう。相手の家でお菓子を用意しなくても、持参したものをみんなで食べられるのがベストだと考えてください。
また、相手の親の連絡先を知っている場合は事前に「よろしくおねがいします」と連絡したり、知らない場合は手土産と一緒にお手紙を渡すと、相手のお母さんとも仲良くなれるきっかけになります。
友達が家に来るともっと仲良くなる。子供の日常を見れる貴重な機会と考えよう!
子供の友達が家に来るとなると、片付けをしなければならないし、ゆっくりする時間が取れないかもしれません。でも、わが子と友達の中がさらに良くなる時間と考えれば、週1回、2回程度なら良いかもしれないですよね。
ママがストレスをためないように、しっかりとルールを決めて、ママが困らないように遊んでもらいましょう。
子供の友達付き合いで悩んでいる方や心配事がある方は、ぜひ一度【Make You Happyご相談室】にご相談ください。
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