幼稚園に入るころは、「サンタさん来るかな?」とかわいく無邪気に信じていた子供が、小学校に入るころには「サンタさんは本当にいるの?」と聞いてきたりしますね。
そんな時、親は何と答えるのが正しいのでしょうか?「絶対いるよ!」というべきなのでしょうか?それともウソはつかず、本当はパパやママがプレゼントを用意しているよ。と伝えるべきなのでしょうか?
答えは「子供のとらえ方次第」。子供の気持ちに寄り添って話をすることが一番大事です。
ここからは、サンタの存在をどのように子供に伝えていくべきか、子供の夢を壊さない正しい回答について解説します。
サンタは本当にいるの?と聞かれた時の正しい回答は?
「サンタは本当にいるの?」という質問には、大きく分けて2通りあります。子供が信じている場合と信じていない場合です。
子供が信じている場合、誰かから「サンタはいない」と聞いて、びっくりしていたり不安に思っているのでしょう。逆にもう本当は知っていて、大人をからかうような気持ちで質問している場合もあります。
どちらの場合も、子供の気持ちに寄り添い、納得できる回答ができるように、大人も心の準備をしておく必要があります。
サンタの存在は信じても良い
「小さい子供はサンタを信じるべき」「おおきくなってサンタを信じてるなんて、おかしい」というのは、決めつけです。何歳になってもサンタの存在を信じることは悪くありません。
子供が大きくなってもサンタさんを信じているのであれば、その気持ちを大事にしてあげてください。
「お友達にサンタはいないって言われた」と泣きそうになりながら聞いてきたときは、「あなたが信じているなら、ママも信じてるよ」と言ってあげてください。
サンタの存在を信じるかは個人の自由
「サンタはパパなんでしょ」「サンタさんなんていないでしょ」と言われた時はどうでしょうか?
私の子供に聞かれたときは、「そうだよ。でもサンタさんって素敵だと思わない?本当のサンタさんが毎年来てなくても、いつか来たらいいよね。」と言いましたね。
サンタを信じる子がいてもいいし、信じない子がいてもいい。信じているからおかしいとか、信じないといけないという決まりはないのです。
わが子に、「サンタ信じてるなんておかしい~」っていうのは言ってほしくないですよね。みんなそれぞれに考えがあっていいんだよ、ということは伝えておきましょう。
サンタは本当にいるの?回答例
サンタの歴史と伝説
びっくりするかもしれませんが、サンタクロースは実在した人物です。そして、色んな国で今もサンタクロースはいます。ただ、日本人の私たちが思うサンタクロースとは少し違うかもしれません。
ここからは、サンタクロースについて、子供たちに話せる豆知識をお伝えしていきます。
サンタクロースの起源とは?
サンタクロースのモデルとなった人は、聖ニコラウス(St. Nikolaus)という、現在のトルコに実在した人物です。貧しい人に物や食べ物を配り歩いたとされていることから、今のサンタクロースのような人だったと考えられます。
オランダ人からアメリカ人に伝わり、言葉が伝わるうちに変わって行って、サンタクロースと呼ばれるようになったと言われています。
世界のサンタクロースの違い
世界には色んなサンタクロースがいます。私たちがイメージする赤い服のサンタクロースは、アメリカのサンタクロースです。コカ・コーラがイメージカラーの赤を広告に起用したことがきっかけというのは有名な話です。
また、クリスマスが夏のオーストラリアやハワイではサンタクロースはサーフィンに乗ってやってきます。
イギリスではサンタクロースと呼ばずに「ファーザークリスマス」と呼びます。また、ドイツには悪い子をさらっていく黒いサンタまでいます。
子供たちからサンタクロースへのお礼
日本でもだんだんとサンタクロースへのお礼の習慣が当たり前になってきていますが、詳しいことをご存じでしょうか?
クリスマスイブの間、忙しくプレゼントを配っているサンタさんへ、お礼の意味を込めて少しの間休憩してもらうためにクッキーなどを置いておくことです。特に置くべきものは決まっていませんが、一般的にはクッキー、ミルク、ミートパイなどが海外では主流です。日本ではクリスマスケーキの習慣があるので、ケーキを置く家庭も多いようです。
そして、トナカイのために、ニンジンや野菜、ボールにお水を入れておいてあげることも忘れないように!子供たちはプレゼントと同じくらい、お礼の品をサンタさんとトナカイさんが食べてくれたことを喜んでくれますよ。
サンタがいないと分かってしまったら?
親としては子供にずっとサンタクロースを信じてほしいですが、残念ながら5,6歳くらいでファンタジーだということを知ってしまいます。
しかし、子供たちの捉え方は様々で、半信半疑の状況でもあります。まだ信じたいと思っている子供もいますし、真実をまっすぐとらえたいと感じている子もいます。
子供の気持ちに応じて、大人が受け入れてあげることが大事ですね。
サンタは色んな捉え方があって良い
サンタさんの捉え方は、みんな違って良し。世界と日本のサンタクロースの違いや歴史的にサンタクロースの捉え方が変わったことが良い例です。
自分の子供だけがサンタクロースを信じていたとしても、なんの問題もありません。また、自分の子供だけがサンタクロースを信じないとしても、信じないとだめだよ!と怒る必要もありません。
子供の気持ちを受け入れて、「そうだね」と言ってあげるだけでよいのです。そうすることで、サンタクロースはいるかもしれないし、いないかもしれない。自分と違う考え方の子がいても、当然なんだと子供なりに感じてくれるでしょう。
サンタを信じなくてもプレゼントは必要?
サンタクロースからのプレゼントは、子供の1年の楽しみです。それは、サンタクロースを信じない子供にも必要なプレゼントなのではないでしょうか?
サンタクロースのプレゼントは、家族みんながクリスマスを過ごせるようにという思いの結晶なのだと思います。
プレゼントを必ずあげなければならないという意味ではありませんが、「信じなければプレゼントはもらえない」と強制しなくてもいいのではないでしょうか。
妹弟に話を合わせてもらう方法
最後に、兄弟がいる家庭では、子供の気持ちを尊重したくても、誰の気持ちを尊重すればよいのか分からない状況になっている場合もありますね。
そんな時は、上の子だけと話をする時間を作るようにしましょう。そして、ママが思うサンタクロースについて話してあげてください。
「パパとママがサンタさんの代わりをしたって分かってしまったんだね。うそつくことになってごめんね。でもね、サンタさんって世界中の子供たちにプレゼントを渡すのは無理だから、周りの大人が助けてるってママは思ってるの。みんなで子どもたちが楽しく笑顔でクリスマスを過ごせるように、子供たちにプレゼントをあげたいなって思うんだよね。だから、みんなが笑顔でいられるように、サンタさんを信じてる妹弟には、信じさせてあげてね。あなたも大人の仲間入りだよ。」
サンタクロースは本当にいなくても、クリスマスを楽しく過ごすための象徴
サンタクロースを信じるか信じないかは、大きな問題ではありません。子供の気持ちに寄り添ってあげましょう。大人の考えを押し付ける必要はありません。
サンタクロースを信じなくなっても、子供も大人もクリスマスを楽しみに思っています。大事なことは家族全員が楽しくクリスマスを過ごすこと。おいしいご飯を一緒に食べ、笑顔で過ごせるクリスマスが一番です。
親が子供に自由に考えていい、気持ちに寄り添うことを忘れないようにしていると、子供も自然とその気持ちをお友達や兄弟に持ってくれるようになります。クリスマスをきっかけに、相手を想う気持ちを育んでいけると良いですね。
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